2010/06/05
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谷戸池公園ぶらぶら歩き

 6月5日(土)午前9時30分頃に団地センターピロティ下にぼちぼち集まり、参加をお願いしていました粟飯原一郎さんの話を聞きながら、協議会委員8名と子ども会委員2名自由参加1名の総勢11名で谷戸池に向かって歩き始めました。
 昨年5月に同じ様な企画で粟飯原さんと谷戸池公園を観察していますので、当日の話題は何となく纏まりました。

 公園をどの様に管理運営するのか

公園を子ども達の遊び場として、また自然観察の場としてどの様に整備できるのか

公園が持っているポテンシャルを引き出すために行政とどの様な協働作業が出来るのか

以上の事柄を実行するために私達は何を考え何を行えば良いのか

  安易な自然への回帰が意味する事などの話合いの中で、粟飯原さんが、例としてホタルの復活を取り上げて説明をしました。
 ホタルの幼虫の餌のカワニナの親を放流してホタルの幼虫を放しても育たない、それはホタルの幼虫がまだ小さくてカワニナの成虫は食べられないからです。そのことになかなか気が付かない、この失敗例は何を意味するのか、ようするにホタルの幼虫が生息出来る自然な環境を造らなければ駄目なのです。まずカワニナが自然に発生出来る環境造りに成功すれはホタルも成長出来ます。
 ホタルは清流に生息すると言われ、清流の意味を間違って解釈している事が失敗例に多く見られます。水の中に全く栄養分を含まなければ生物は生息出来ません。一般的に人が思う清流と、水中生物が思う清流とは異なるのだと理解すれば難しい事ではありません。
 しかし、近年のホタルブームのせいか関東地方のホタルの遺伝子を調査した結果、殆どが関西地方の遺伝子を持つホタルだと分かりました。またカワニナの外来種を持ちこんだ例も判明しているなど、安易な自然回帰は、自然を破壊する場合もある事に配慮し、議論を重ねた上で自然と向き合うことの大切さの話をされました。特に粟飯原さんが持参された。1m程の子どもカワニナから親カワニナまでの成長過程標本は、見事な説得力を発揮し粟飯原さんの話を聞く皆さんの顔が、まるで子どものように見えました。 
 当日に話し合われた課題の一つ一つを実行する事で、今は見えていない将来像が形になる事に希望を持って、今後も活動を続けたいと考えています。

  遠くからお出かけ頂きました粟飯原様には、心から御礼申し上げます。有り難うございました。

 小山田桜台まちづくり協議会
事務局